【まとめ】服を作る仕事には何がある？ビジネス・服作り関連の仕事を一挙ご紹介します！

2023 1/21

我々が普段着ている服は、色々な人が携わってできています。しかし、「どんな人が服を作っているの？」と疑問に思ったことはありませんか？実は「服を作る」ことだけでも数十の仕事が関係しています。

そこで今回は、服を作る仕事を一挙ご紹介します。

服を作る仕事には何がある？

服を作る仕事は、販売や宣伝などを含めると以下に分類されます。

実際に手を動かして服を作る人と、その服を宣伝・PRしたりブランドの基盤を考える人がいます。それぞれどんな仕事なのか見ていきましょう。

ファッションスタイリストは、タレントやモデルさんのファッション周りをコーディネートする仕事です。

シーンに合うようにファッションアイテムを揃える必要があるため、己のセンスだけでなく周りに合わせるセンスも必要。更に、人脈や借りたものを丁寧に扱う繊細さも求められます。

接客員は、アパレルブランドショップの顔としてお客様に服を販売する仕事です。

服を売るだけでなく、管理や店のノルマを達成するためのマネジメントを担当することもあります。更に、商品のディスプレイ展示などやるべきことがたくさんです。

プレスは、服やブランドイメージを宣伝する仕事です。

雑誌撮影やTVへの出演など服を必要とする場面で自社ブランドの服を使ってもらうように宣伝・PRをします。また、マスコミへの対応や広告印刷物などの制作にも携わります。

マーチャンダイザーは、市場調査を行いファッションの流行予測や販売計画を立てる仕事です。

販売価格もマーチャンダイザーが担当して決めることが多く、アパレル業界に精通している必要があります。情報収集力が求められるだけでなく、販売計画を立てることができる緻密さも求められます。

ファッションバイヤーは、服や素材を仕入れる仕事です。

デパートや専門店などで買い付け・仕入れを行い、服を完成させるお手伝いをします。市場のニーズを把握し、企画に沿って適切な数を買い付け・仕入れる必要があるためアパレル関連の仕事に就いて転職しファッションバイヤーになるケースが多くあります。

ファッションモデルは、TVや雑誌などで服を着て宣伝・PRを担当する花形の仕事です。

TVや雑誌、メディアで取材を受けたり色々と対応する必要があるため、意外と忍耐力や体力が必要とされる仕事でもあります。また、ブランドの顔を担当するケースもあり日常的に気をつけなければならなくなるなど制約が多いことでも知られています。

ファッションデザイナーは、服作りの根幹を担う仕事です。

春と秋に行われる発表会に合わせて企画・準備を行うのもファッションデザイナーの仕事です。常に最新トレンドに目を光らせ、どういった服が市場に出回るのかを判断しデザインを担当します。

パタンナーは、ファッションデザイナーのデザイン画を元に立体的に服を作り上げる仕事です。

サイズ感の調整や納品管理もパタンナーが行いますので、人手不足になりやすい仕事でもあります。最近はCADを使ってパターンを書き起こすことが増えてきており、ITスキルも求められるようになりました。

テキスタイルデザイナーは、服だけでなく絨毯やカーテンなどの素材を作る仕事です。

素材を作るために染色をしたりデザインをしたりとテキスタイルデザイナーの仕事は多種多様。また、服だけでなく様々なインテリアに使われる素材作りを担当することも多くあります。

ソーイングスタッフは、服や小物などの裁縫をする仕事です。

技術力が求められる仕事で、人によっては服の襟や袖など部分縫いを担当することがあります。更に技術力がある人は展示会やコレクションに出展するためのサンプル縫いを担当するなど、技術力がものをいう業界です。

服を1つ作り上げるのに色々な仕事の人が関係していることがわかりました。

また、服を売るための仕事や宣伝・PRをするための仕事など「服を作る」といっても色々な仕事があります。今後も服を作る上で仕事が増えるかもしれませんし、IT化が進むことにより多種多様なスキルを求められるかもしれません。